プログレッシブな日々

混沌こそ我が墓碑銘。快楽の漸進的横滑り。

2020-01-01から1年間の記事一覧

「奥歯のダメージ放置しない 頭痛・肩こりの要因に」

日本経済新聞に(3/14)奥歯の〝勤続疲労〟について書きました。 https://style.nikkei.com/article/DGXKZO56746260T10C20A3W10600/ style.nikkei.com

ミシェル ウエルベック『地図と領土』を読んだよ。

※ややネタバレ有り。 地図と領土 (ちくま文庫) 1976年生まれの現代アーティストのジェド・マルタンが、2046年に70歳で死ぬまでの物語。第二部では作者ミッシェル・ウエルベックが重要な役割を果たす人物として登場し、無惨なカタストロフを演出する。そして…

利休忌に「へうげもの」を読み返そうかと考える。

今日は利休忌で、その弟子であった「(古田)織部の日」でもあるという。 慶長4(1599)年の今日、千利休を継いで豊臣秀吉の茶頭となった古田織部が、亡き師を想って自分で焼いた茶器を用いて茶会を催した。織部焼の始まりである。 その師弟二人が重要人物と…

アマチュアとして生きる。

体験という言葉の空しさ。体験とは実験ではない。それは人為的にひき起こすこともできぬ。ひとはただ、それに服するのみだ。それは体験というより、むしろ忍耐だ。ぼくらは我慢する──というよりむしろ耐え忍ぶのだ。あらゆる実践、ひとたび経験を積むと、ひ…

こんなの書きました。ハイサワー特区やウイスキー祭 酒愛溢れる地元で乾杯 : NIKKEI STYLE

私が担当した2/1日経夕刊掲載記事が、NIKKEI STYLEに転載されてどなたでも読めるようになりました。今年の「秩父ウイスキー祭」は2/16に秩父神社などで開催されますが、試飲券チケットはすでに売り切れです。武蔵小山&西小山「ハイサワー特区」は年中無休で…

老人と子供のポルカ〜筒井康隆『老人の美学』とブレイディみかこ『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』雑感

筒井康隆『老人の美学』とブレイディみかこ『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。年明け早々にこれら話題のベストセラー本2冊を読んでみた。 それぞれ同じ本を読んだ人とじっくり語り合いたくなる良書だが、老人と子供という人生の両端について書…

屋上の思い出 〜51年前と30年前の〝Rooftop Concert〟

今日はThe Beatlesにとって最後のセッション、通称の記念日です(1969年1月30日)。クライマックスで屋上まで昇ってきた警官たちに演奏を止められるシーンは、グループの解散や世界的な学生運動の退潮と相まって、多くの人に時代の終焉を印象付けたことだろ…

2019年のロック新譜6選

2019年bのロック新譜6選 The Winstons『SMITH』テクニカルだけどユーモアたっぷりのウインストン・サウンドが冴え渡る。ファーストより皿に一歩熟成度を増した。 Big Big Train『Grand Tour』 英国近代史をモチーフとした作風が続く。ややマンネリ化しつつあ…

日本経済新聞「NIKKEI プラス1」に“隠れ肥満”について書きました。

イメージ写真で女性が腹の脂肪をつまんでいますが、これは皮下脂肪。内臓脂肪はつまめません。 style.nikkei.com

ウイークエンド銭湯

2019年11月末で廃業した清瀬市最後の銭湯「峰の湯」 昨年は清瀬市内の銭湯3店が廃業し、とうとう市内で営業する銭湯がゼロになってしまった。もともと市内の銭湯の多くは5カ所あった大規模な都営アパートの近くにあった。昭和30年代後半、前回の東京オリンピ…