プログレッシブな日々

混沌こそ我が墓碑銘。快楽の漸進的横滑り。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

利休忌に「へうげもの」を読み返そうかと考える。

今日は利休忌で、その弟子であった「(古田)織部の日」でもあるという。 慶長4(1599)年の今日、千利休を継いで豊臣秀吉の茶頭となった古田織部が、亡き師を想って自分で焼いた茶器を用いて茶会を催した。織部焼の始まりである。 その師弟二人が重要人物と…

アマチュアとして生きる。

体験という言葉の空しさ。体験とは実験ではない。それは人為的にひき起こすこともできぬ。ひとはただ、それに服するのみだ。それは体験というより、むしろ忍耐だ。ぼくらは我慢する──というよりむしろ耐え忍ぶのだ。あらゆる実践、ひとたび経験を積むと、ひ…

こんなの書きました。ハイサワー特区やウイスキー祭 酒愛溢れる地元で乾杯 : NIKKEI STYLE

私が担当した2/1日経夕刊掲載記事が、NIKKEI STYLEに転載されてどなたでも読めるようになりました。今年の「秩父ウイスキー祭」は2/16に秩父神社などで開催されますが、試飲券チケットはすでに売り切れです。武蔵小山&西小山「ハイサワー特区」は年中無休で…

老人と子供のポルカ〜筒井康隆『老人の美学』とブレイディみかこ『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』雑感

筒井康隆『老人の美学』とブレイディみかこ『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。年明け早々にこれら話題のベストセラー本2冊を読んでみた。 それぞれ同じ本を読んだ人とじっくり語り合いたくなる良書だが、老人と子供という人生の両端について書…