プログレッシブな日々

混沌こそ我が墓碑銘。快楽の漸進的横滑り。

妹の誕生日

 

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そうだ! 今日は妹の誕生日であった。生まれたのは東京五輪があった1964年。出産を控えて僕は兵庫県西宮市の母の実家に預けられた。その往路はまだ新幹線がなかったので東海道本線特急「こだま」であった。まだ2歳半だったけど、当時のことは断片的な記憶がある。妹は双子として生まれたが、片方は2歳で亡くなった。その余波もあって両親は離婚し、父は現在死んだ妹と同じ墓で眠っている。実母はアルツハイマーでほとんどの記憶をなくして施設生活を余儀なくされている。元気な方の妹は性格の良い夫と息子に恵まれてそれなりに幸せそうだ。継母は今年90歳を迎え足腰は弱っているようだが、頭の方はしっかりしている。

60年近い時間の流れの中では、ほんとうにいろいろなことが起きる。