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プログレッシブな日々

混沌こそ我が墓碑銘。快楽の漸進的横滑り。

時代劇大好き!

TV opinion

www.nhk.or.jp

 


TV時代劇が絶滅寸前といわれる中、NHKが木曜時代劇の枠で良質なドラマ作りをしていることは非常に頼もしい。

この正月には、僕が好きだったシリーズ『吉原裏同心』の特番“ 新春吉原の大火” が放映され、とてもうれしかった。木曜時代劇のいいところは、ちゃんとした俳優を起用していることで、間違ってもジャニーズとか、AKBとか、ジャニーズとかの出る幕はない。
ヒロインである汀女役が、僕がだ〜〜〜〜〜い好きな女優- 貫地谷しほりであることもポイントが高い。このひとは個人的に好きなタイプであることもあるのだが、掛け値無しに素晴らしい演技者だと思う。

実は現在放映されている朝ドラ「あさが来る」と、「吉原裏同心」はけっこうキャストがかぶっている。まず吉原遊郭の名主四郎兵衛は、加野屋の主人を演じた近藤正臣で、四郎兵衛の右腕である番方の仙右衛門が、こちらも加野屋の大番頭を演じる山内圭哉(“民王”公安の新田でもある)だ。さらに吉原一の人気花魁・薄墨太夫を演じるのは、朝ドラでは色っぽい三味線の師匠だった野々すみ花、朝ドラで加野屋の純情な番頭亀助を演じた三宅弘城もなかなか面白い役で登場していた。1回限りだったが薄幸の遊女で富田靖子も出演していた。この人はデビュー時から想像もつかない不幸な女の役柄を淡々とこなす熟練の女優になっていてほんとうに感心してしまう。いずれも安心してドラマに没入できる芸達者ばかりである。時代劇はこうでなくてはいけない。残念なのは昨年のシリーズ撮影直後に町医者・柴田相庵役を演じた林隆三が亡くなってしまったことだ。じつに適役だったのだが。

佐伯泰英による原作はまだまだ続いているようなので、NHKにはTVドラマ続編シリーズ化をぜひともお願いしたい。

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