プログレッシブな日々

混沌こそ我が墓碑銘。快楽の漸進的横滑り。

人間は考える葦、かもしれない。

 

パンセ (中公文庫)

 

二つの似寄った顔は、いずれも別々では人を笑わせはしないが、一緒にならぶと、その相似によって人を笑わせる。

パスカル『パンセ』第2綴「空虚」 松浪信三郎訳 より)

 

講談社文庫版『パンセ』をおよそ30年ぶりに手に取ったら、上記引用文のあるページに、小さな虫の繭がひからびてくっついていた。そして上記引用文には、鉛筆で傍線が引かれていた。80年代半ば。20歳頃だったんだろう。傍線の理由は、最早、当時と細胞がすべて入れ替わってしまっている現在の私にはわからないが、とりあえず考えてみた。

・双子の女の子に惚れた兆候

・双子の女の子にふられた腹いせ。

・80年代お笑いブームツービート他)への洞察

・80年代女子大生ブーム(川島なお美他)への洞察

はてさて。