プログレッシブな日々

混沌こそ我が墓碑銘。快楽の漸進的横滑り。

【The Times They Are a-Changin'】

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写真上は25歳の時から昨年まで使っていたシステム手帳。今年から下の手帳に替えてみた。
システム手帳を使っていたのは、アドレス帳やリスト類の補充がやりやすいことと、打合せ&取材メモがスケジュールと一体化できるなどのメリットがあったから。
使い始めたのは、やっとワープロを使い始めた頃でまだ書類の電子化などがなかった時代だった。

でも今やアドレス帳は電子化しているし、いつの間にかその他のメリットも感じなくなっていた。
むしろ嵩張る、重いなどのデメリットが気になるようになっていたのだ。

というわけで今年から銀座・伊東屋のシンプルなオリジナル手帳を使い始めた。
素敵な色合い。これで十分。手帳と似た色の安い万年筆(セーラー)を見つけたので組み合わせて使っているが、こちらもなかなか具合が良い。メモるのが楽しくなった。

この歳になるとこうしたささやかな幸せを自らこしらえていかないと、生きるのに飽きてしまいそうで、日々の悩みや困難に打ち克つためにも、こうしたちょっとした変革はとてもとても大切なことなのです。