プログレッシブな日々

混沌こそ我が墓碑銘。快楽の漸進的横滑り。

2019-09-26から1日間の記事一覧

語られる思いと語られぬ思い

風の歌を聴け (講談社文庫) 『風の歌を聴け』は、ヴォネガットや太宰治やカミュや初期の大江健三郎、倉橋由美子等の作品とともに、私の進路に影響を与えた文学作品であった。この小説のイメージは「夏の終わり」だ。なので今頃の季節になると、この小説をこ…