プログレッシブな日々

混沌こそ我が墓碑銘。快楽の漸進的横滑り。

「 STONE LOVE BASS ODYSSEY」を参考に" Girls On Film." を弾いてみた。

www.youtube.com デュラン・デュランのベースプレイヤーであるジョン・テイラーが各曲のベースラインを自ら弾きながら、奏法解説と音楽的経歴について語るYouTubeのStayhome企画「 STONE LOVE BASS ODYSSEY」を楽しみにしている。現地時間の毎週水曜日に新し…

『ジヴェルニーの食卓』(原田マハ)を読んだ。

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫) このところ、ずっと「重め」のフィクションを数冊併読している状況の中、気分転換に軽く読める本を求めて、積ん読の中から取りだしたのがこの1冊。マティス、ドガ、セザンヌ、モネ。4名の印象派の巨匠たちを、彼らと深く関…

『豊饒の海』Revisited

新型コロナ感染拡大が深刻化しつつあった3月上旬から再読を始めた『豊饒の海』。学生時代は1〜2巻を文庫で買って、残りを図書館で借りて読んだらしく、3〜4巻は手元にないので買うことにした。電子本でもいいのだが、どうせならと思って紙の本にした。かつて…

Stay Home Sesssion Vol.1

家に居る時間が長くなったのでこれまでなかなかいじれないでいた楽器に触れる機会が増えた。 ■ステッペンウルフ「ワイルドで行こう!」 こういう若い頃に覚えた曲は楽器を手にするとだいたい思い出せる。でも、最近覚えた曲はすぐ忘れてしまう。つらい。 www…

上質な道具で心豊かに 釣りやゲームに生きる職人技:日本経済新聞

昨日の日本経済新聞夕刊にStay homeな話題の記事を書きました。理美容鋏の世界的メーカーによるフライタイイング(毛鉤づくり)用のシザーズと九州・大川の家具屋さんがリリースしたゲーミングチェアについてです。取材は基本的にリモートで行いました。 www…

ファンサービスとしてのTHE BEATLES 『 From Me To You』

youtu.be 今でこそビートルズはポップミュージックの巨人だし、ロック音楽の開祖であり、ジョン・レノンは愛と平和の詩人だが、そもそも彼らはリバプールからポッと出のアイドルグループだったのだ。この曲など「ファンの女の子たち、僕たちのレコードを買っ…

本日の業務用BGM&免疫力を高める音楽

タイトル曲「HELP」はレノンがショービズの喧騒に嫌気がさしてあげた悲鳴だ。そんなネガティヴなモチーフを極上のポップサウンドに仕上げてしまうのが当時のビートルズのすごさだろう。世界中にHELPの悲鳴が鳴り響く今、見習いたい諧謔精神とクリエイティビ…

コロナ禍の蟄居生活の中で積んでおいた神吉拓郎『私生活』を読む。

私生活 (P+D BOOKS) 2月下旬に有楽町・交通会館の三省堂で見つけて買っておいた神吉拓郎『私生活』。1983年第90回直木賞受賞を受賞した短編集で、以前は文春文庫で出ていたが、今年2月に小学館P+D BOOKSとしてペーパーバックでも刊行された。文庫より字も大…

『終わりなき日常を生きろ』REVISITED 〜新型コロナウイルス・パンデミックに思う

終わりなき日常を生きろ ──オウム完全克服マニュアル (ちくま文庫) オウム事件直後に出版された『終わりなき日常を生きろ』は、1990年代に生きる「若者」の一つの断面を描いた社会学者・宮台真司の出世作だ。 輝ける未来もハルマゲドンも来ることはない、た…

日経に「隠れた個性派スイーツ探せ かわいくて春にぴったり」書きました。

緊急事態宣言下の厳しさの中、せめてお菓子の甘さを楽しみたい,,,,新聞掲載は3月28日(土)ですが、現在は下記NIKKEI STYLEでどなたでも読むことができます。 style.nikkei.com

志村けんの死が意外となんだかボディーブロー

志村けん(敬称略)の死はある程度予期していたので、特に意外ではなかった。 新型コロナウイルスによる肺炎で入院し、人工呼吸器を付けられている…と聞いた時点で死ぬ確立は高いなと思った。ヘビースモーカーだったし(四年前に肺炎をきっかけにやめたらし…

「花咲く個性派スイーツ」日本経済新聞3/28夕刊を書いたよ。

日本経済新聞(3/28)に個性的なスイーツ店の紹介記事を書きました。さいたまと四谷三丁目です。 www.nikkei.com

「奥歯のダメージ放置しない 頭痛・肩こりの要因に」

日本経済新聞に(3/14)奥歯の〝勤続疲労〟について書きました。 https://style.nikkei.com/article/DGXKZO56746260T10C20A3W10600/ style.nikkei.com

ミシェル ウエルベック『地図と領土』を読んだよ。

※ややネタバレ有り。 地図と領土 (ちくま文庫) 1976年生まれの現代アーティストのジェド・マルタンが、2046年に70歳で死ぬまでの物語。第二部では作者ミッシェル・ウエルベックが重要な役割を果たす人物として登場し、無惨なカタストロフを演出する。そして…

利休忌に「へうげもの」を読み返そうかと考える。

今日は利休忌で、その弟子であった「(古田)織部の日」でもあるという。 慶長4(1599)年の今日、千利休を継いで豊臣秀吉の茶頭となった古田織部が、亡き師を想って自分で焼いた茶器を用いて茶会を催した。織部焼の始まりである。 その師弟二人が重要人物と…

アマチュアとして生きる。

体験という言葉の空しさ。体験とは実験ではない。それは人為的にひき起こすこともできぬ。ひとはただ、それに服するのみだ。それは体験というより、むしろ忍耐だ。ぼくらは我慢する──というよりむしろ耐え忍ぶのだ。あらゆる実践、ひとたび経験を積むと、ひ…

こんなの書きました。ハイサワー特区やウイスキー祭 酒愛溢れる地元で乾杯 : NIKKEI STYLE

私が担当した2/1日経夕刊掲載記事が、NIKKEI STYLEに転載されてどなたでも読めるようになりました。今年の「秩父ウイスキー祭」は2/16に秩父神社などで開催されますが、試飲券チケットはすでに売り切れです。武蔵小山&西小山「ハイサワー特区」は年中無休で…

老人と子供のポルカ〜筒井康隆『老人の美学』とブレイディみかこ『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』雑感

筒井康隆『老人の美学』とブレイディみかこ『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。年明け早々にこれら話題のベストセラー本2冊を読んでみた。 それぞれ同じ本を読んだ人とじっくり語り合いたくなる良書だが、老人と子供という人生の両端について書…

屋上の思い出 〜51年前と30年前の〝Rooftop Concert〟

今日はThe Beatlesにとって最後のセッション、通称の記念日です(1969年1月30日)。クライマックスで屋上まで昇ってきた警官たちに演奏を止められるシーンは、グループの解散や世界的な学生運動の退潮と相まって、多くの人に時代の終焉を印象付けたことだろ…

2019年のロック新譜6選

2019年bのロック新譜6選 The Winstons『SMITH』テクニカルだけどユーモアたっぷりのウインストン・サウンドが冴え渡る。ファーストより皿に一歩熟成度を増した。 Big Big Train『Grand Tour』 英国近代史をモチーフとした作風が続く。ややマンネリ化しつつあ…

日本経済新聞「NIKKEI プラス1」に“隠れ肥満”について書きました。

イメージ写真で女性が腹の脂肪をつまんでいますが、これは皮下脂肪。内臓脂肪はつまめません。 style.nikkei.com

ウイークエンド銭湯

2019年11月末で廃業した清瀬市最後の銭湯「峰の湯」 昨年は清瀬市内の銭湯3店が廃業し、とうとう市内で営業する銭湯がゼロになってしまった。もともと市内の銭湯の多くは5カ所あった大規模な都営アパートの近くにあった。昭和30年代後半、前回の東京オリンピ…

「ヒカシュー 天然のクリスマス」最高でした!

ヒカシュー 天然のクリスマス 今年結成40周年を迎えたヒカシューのクリスマスイベントに二年ぶりの参戦。オリジナルメンバーの井上、山下両氏のイノヤマランドをオープニングアクトに、大槻ケンヂと小川美潮がゲストという豪華ラインナップ。ちなみにイノヤ…

日経に「星空楽しむ「宙ガール」急増中」のコラム書きました。

12/7付日経夕刊に掲載された「宙(そら)ガール」の記事が、誰でも読めるNikkei Styleに転載されました。見出しは本紙よりこっちの方がマトモになって良かった(^^;) ちなみに一昨夜は「ふたご座流星群」がピークだったようですが、具合が悪くて観測できず..…

『花の命はノー・フューチャー ─DELUXE EDITION 』(ちくま文庫)を読んだよ。

花の命はノー・フューチャー: DELUXE EDITION (ちくま文庫) 昨夜〜今日のお昼までは風邪?で寝たきりに近かったので長らく積ん読しておいた本書を読んでいた。たまには風邪をひくのもいいものだ。 英国ブライトンの貧民街に住む鬼才コラムニストの著者のデビ…

ドルジェル泊の舞踏会を新訳で読んだよ。

ドルジェル伯の舞踏会 (光文社古典新訳文庫) フランス心理小説の極北であり終着点、小林秀雄、堀辰雄、三島由紀夫らに大きな衝撃を与えた『ドルジェル伯の舞踏会 』。三島の『盗賊』はこの作品のオマージュだろう。新訳が出ていて、なんと従来の作者の死後に…

承久の乱-真の「武者の世」を告げる大乱 (中公新書)雑感。

承久の乱-真の「武者の世」を告げる大乱 (中公新書) 先日の新天皇即位で古代天皇制の終焉としての承久の乱に思い至り、先週から本書を読み始めたのだが、読書に集中できる時間がなかなか取れず昨夜ようやく読み終わった。乱の背景となる院政と武士の勃興から…

日経に「男と女の尿もれ事情」について書きました。

https://style.nikkei.com/article/DGXKZO51382800V21C19A0W10600/ style.nikkei.com 日経新聞NIkkei Plus 1に「尿もれ」についての健康コラムを書きました。男女で異なる尿もれの原因についてまとめております。

首里城炎上に思う。

"Photo by CEphoto, Uwe Aranas" 首里城は10年ほど前の沖縄出張の際に訪れた。再建とはいえ、往事の趣を伝える見事な建築と収蔵品でとても楽しめた。ただいちばん思い出に残っているのは、鎖之間で琉球の伝統菓子をいただいたこと。あの場所も燃えてしまった…

ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実 <新装版> ジェフ・エメリック

ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実 『Abbey Road』のリマスター版を買ったせいもあり、今月はビートルズを良く聞いた。今聴くとスカスカでシンプルなビートルズ・サウンドだが、半世紀近く聴いていても、その隙間から未だに新発見が顔を覗かせるからすご…